可児市プロポーザルでの受託案件
要求事項
木曽川中流域観光振興協議会が主催する「日本ライン・KISOGAWA River to Summit 2025」の一環として開催される、可児市主催の恒例イベント「木曽川こどもひろば2025」において、木曽川の自然や歴史への理解を深める体験型コンテンツを企画すること が求められました。
特に以下を満たした企画が条件とされていました。
- 子どもが主体的に参加できること
- 自然環境や歴史資源を“楽しみながら学べる”こと
- イベント会場周辺の魅力を活かすこと
課題
本事業ではイベント全体の企画・運営を担いましたが、その中でもAR企画においては以下の点が課題となりました。
課題1 小学生を中心とした子どもが主役となり、最後まで楽しめる設計にすること
課題2 可児市の木曽川中流域が持つ自然や歴史を、難しくなりすぎず分かりやすく伝えること
課題3 屋外イベントのため、天候や参加者の回遊動線に左右されにくい仕組みを構築すること
施策・提案

企画・提案1
【「かぐや姫の散歩道」を舞台にしたAR謎解き企画】
会場である日特スパークテックWKSパークに隣接する「木曽川渡し場遊歩道(通称:かぐや姫の散歩道)」を活用し、物語性を持たせたAR謎解きラリーを企画しました。遊歩道には竹林や奇岩、歴史的なスポットが点在しており、実際に歩きながら自然や歴史に触れられるロケーションを、体験型コンテンツとして最大限に活用しました。


企画・提案2
【ARを活用した“ヒントが現れる仕組み”】
遊歩道内の5箇所に、クイズとQRコードを印刷したパネルを設置。参加者がスマートフォンでQRコードを読み込むと、ARコンテンツが起動し、かぐや姫の世界観に沿ったヒントが画面上に表示される仕組み としました。難易度は子どもでも楽しめるレベルに調整し、親子で相談しながら進められる設計とすることで、家族参加型の企画としています。

企画・提案3
【参加意欲を高めるノベルティ設計】
すべての謎を解いた参加者には、参加賞として「風車」をプレゼント。木曽川の風景にもなじむアイテムとすることで、イベント体験の思い出を形として持ち帰れる仕掛け を用意しました。

結果
当日は終日雨天というあいにくの天候となりましたが、本企画には多くの親子が参加し、用意した200本の風車のうち 100本を参加賞として配布する結果となりました。「雨でも楽しめた」「子どもと一緒の時間が作れてよかった」といった声も寄せられ、ARを活用した体験型企画として、木曽川の自然や歴史への興味喚起に貢献しました。
また、屋外イベントにおけるAR活用の可能性を示す事例として、関係者からも高い評価を得ました。
イベント全体の様子



