製本設備が可能にする横本への対応

「音読詩集」やドリルなどに見られる横本の製造案件

株式会社 文溪堂 様

出版サポート/組版/印刷/製本

文溪堂 音読詩集の表紙イメージ写真

要求事項

課題

冊子は縦長で製本された本が一般的ですが、「漢字ドリル」「計算ドリル」と呼ばれる商品は横長である事が多く、この文溪堂様の「音読詩集」も横長の本で、印刷製本する案件です。(岐阜県民は漢字ドリルや計算ドリルをそれぞれカド・ケドと呼んだりします。)

【課題】横長の本を製本するための生産ラインが必要になる

施策・提案

弊社には「横本」の製造を可能にする機能がバインダーに備わっています。通常の製本工程では、必ず刷本の長辺側がレーンに沿って進みます。そしてレーンを進んだ先で長辺側を包むように表紙が巻かれますが、横本の場合は「長辺」ではなく、「短辺」に表紙をくるむ必要があるため、バインダーに備え付けられた「起こし機」を使います。

レーンに沿って進む刷本を「起こし機」が自動で90°起こすことで、横本の短辺への糊付けが可能になります。

音読詩集 1年・2年・3年
音読詩集 4年・5年・6年

結果

生産ラインを止めることなく横本の製本ができるため、高い作業効率を実現しています。「起こし機」が備えられていない場合は、人の手で起こしてあげないといけないため、非常に手間のかかる作業になります。
太洋社では、多数の横本を製造しています。横本製造でお困りであればぜひお問合せください!

クライアント 株式会社 文溪堂 様
業種 出版社
カテゴリ
タグ
クライアント
URL
https://www.bunkei.co.jp/