要求事項
- 感染症有事を想定したシミュレーション・机上型訓練の運営支援
- リハーサルおよび訓練本番に必要な備品・消耗品の手配
- 会場の設営・撤去、資料準備の補助
- 感染症対策の専門家の参加手配
- リハーサルおよび訓練当日の記録撮影
課題
新型コロナウイルス感染症への対応で得た知見や教訓を踏まえ、岐阜県で初めて実施された全庁的な感染症危機管理対応訓練です。県、市町村、医療機関などが連携し、有事における情報収集や伝達、対策の検討を実践するため、実際の感染症危機に近い環境を整える必要がありました。
課題1 5つの訓練チームと運営スタッフの役割を明確に識別できること
課題2 スマートフォンやパソコン、プリンターなどを安定して使用できる環境を整えること
課題3 リハーサルで問題点を抽出し、本番までに確実に改善すること
施策・提案
企画・提案1
訓練内容に合わせた備品を一括して準備
5つの訓練チームを識別するため、チーム名を表示したビブス25着を新たに制作しました。この他、連絡用スマートフォン、各卓の識別表示、ホワイトボード用マグネット、名札、書類トレイなど、模擬会議で必要となる備品・消耗品を準備しました。パソコンやプリンターを会場内の各チームで使用できるよう、電源位置と機器配置を確認し、多数の延長ケーブルを使った配線計画も行いました。
企画・提案2
本番と同じ条件でリハーサルを実施
本番の2週間前に、岐阜県庁1階のミナモホールで、本番と同等の環境を再現したリハーサルを実施しました。その結果、気密性の高い会場内では、通信キャリアや使用場所によってスマートフォンの電波が安定しないことが判明しました。訓練では各チームと外部関係機関との情報伝達が重要となるため、本番に向けて端末の通信キャリアを調整。会場内での電波状況や使用場所を入念に確認し、安定して連絡できる環境を整えました。


企画・提案3
会場設営から訓練終了後の撤去まで対応
リハーサルと本番前日に会場設営を行い、机・イス、ホワイトボード、スマートフォン、プリンター、書類トレイ、識別表示などを訓練内容に合わせて配置しました。当日は資料の差し替えや備品管理にも対応し、訓練終了後は機器や備品を回収して会場を原状復帰しました。


企画・提案4
報道対応を含む訓練の様子を記録
訓練当日は報道機関の取材も行われる中、各チームの活動や模擬会議、会場全体の様子を写真撮影しました。進行を妨げないよう撮影位置や動線に配慮しながら、今後の検証や広報に活用できる記録写真を残しました。
結果
令和7年10月23日、岐阜県庁で県初となる全庁的な感染症危機管理対応訓練が実施されました。午前の訓練では、県職員が「統括」「情報分析」「医療・療養支援」「検査支援」「保健所連携」の5チームに分かれ、市町村や医療機関などと情報をやり取りしながら対応手順を確認しました。リハーサルで通信環境の問題を事前に発見し、端末や通信キャリアを調整したことで、本番ではスマートフォンを使った情報伝達を安定して行うことができました。備品の制作・手配だけでなく、リハーサルによる課題抽出、会場設営、当日の運営支援、記録撮影まで一貫して対応し、実践的な危機管理訓練の円滑な実施を支援しました。
訓練の様子





発表・報道資料
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